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将棋初心者は必ず買おう!二手詰めの詰将棋本!!!

久しぶりに書籍紹介します。多分五級ぐらいまでの人が絶対に買うべき本が遂にでます。

これは本当に絶対に買ったほうが良いです。具体的な対象者は「一手詰は解けるけど三手が難しい」という貴方、そこの貴女ですよ!そこの貴男も!!!

↓↓↓↓↓↓↓それがこちらになります↓↓↓↓↓
2手詰 ~相手の手を読む新感覚トレーニング~ (マイナビ将棋文庫) (日本語) 文庫 – 2019/12/23




本書は史上初の2手詰の詰将棋本です。

「1手詰は解けるけど3手詰は解けない」という方は多いのではないのでしょうか。

1手詰と3手詰の大きな違いは相手の対応手を考える部分があるかどうかで、一番難しいところでもあります。

2手詰は相手の対応手を考える部分から練習をすることができるため、3手詰の前に解く問題集として最適といえます。


2手詰のルールはとても簡単。

問題図は自分が王手を掛けた状態から始まりますので、みなさんは相手の対応手を考え(1手目)、最後の王手(2手目)を考えて下さい。


1手詰を解き終わった方、3手詰で苦労している方、新感覚の2手詰トレーニングをお試しください。




まさにこれ。この前初心者の方と話していてナルホド!!!と思ったのが、まさにこれでした。その方曰く「一手詰めは解けるんです。でも三手詰めで挫折したんです」とのこと。これは目からうろこでした。ある程度若い頃からやってる人は3・5・7手ぐらいまではスラスラ(とまで行かないまでも)解けるんですが、9手ぐらいからは「ダルいな…」と思う人と「ワクワク!><」と思う人に別れます(私は前者です………)。

その分岐点が「おとなになってから将棋を始めた人」にはナント1手詰と3手詰の間に横たわっているんです…。この感覚って将棋を既に指せる人には分からない。これって多分、自転車に乗れるようになった人には分からない、自転車に乗れるようになる方法、みたいな感じの両者の断絶だと思います(子供に自転車教えるの、苦労しませんでしたか?)。

なのでこの二手詰めは、自転車の例でそのまま説明すると、ストライダーです。ストライダーって知ってますか?

ストライダーとは、ペダルやブレーキが無い自転車のことで、 足で漕いで走る感じ。最大のメリットは自転車のトレーニングとしても有効で自転車の補助輪を使うより早く自転車の乗れるようになることです。 バランス感覚・脚力を付けることができるのです。

まさに二手詰めはこれです。将棋で一番難しいのは相手の手を考えることで、これが初段ぐらいまでは受けが下手くそな人が多い理由です。その「相手の手を考える」ということが、この本を読むことで確実に・着実に養われると思います。

上記で「自転車の補助輪を使うより早く自転車の乗れるようになる」と書きましたが、「自転車の補助輪を使う」を詰将棋で例えると「回答をみて暗記すること」に近いと思います。もちろんこの二手詰めでも回答みて覚えるでも良いと思いますが、まずは相手の手を真剣に、コンコンと考えてみてください。

五級の人がこの本を真剣に勉強すればおそらくすぐに三級になれるでしょう。今後はこの二手詰め本、めちゃくちゃ出る気がする。すごくいい本だと思います!



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テーマ : 将棋 - ジャンル : ゲーム

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